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応急危険度判定員のための実践スキルアップセミナー

応急危険度判定員のための実践スキルアップセミナーを受講しました。

○ 講習会日時:2015/5/23 14:00~16:00

○ 主催:東京建築士会 世田谷支部

○ 内容:
東京都防災ボランティア制度に登録している「被災建築物応急危険度判定員」が応急危険度判定を要請された際に、迅速な判定をするためのスキルを磨くことを目的として開催された。

【第一部】世田谷区の取り組み(約10分間)

【第二部】 講演「現場を知る」(約40分間)
応急危険度判定員手帳を使った講演で、講師による実際の被災地での経験をもとに進められた。
現場では、在宅の方に了承を得た上で判定ステッカーを貼るなどの配慮がなされていた。

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セミナーでは、被災地の建物の写真を見ることができた。「危険」ステッカーとなった例として、1Fが層崩壊しているものや接合部が破壊しているものがあった。

下げ振りを用いた傾斜の測定は、建物の角が4つある場合、直行方向も含め8回測定を行う。ただし、道がふさがっているなど危険な場合は、道路側の角だけでも可。 調査には、長時間歩くことを考えた靴を選び、ブーツタイプのような重いものや動きにくいものは選ばない方が良い。

【第三部】 模擬演習(約40分間)
応急危険度判定協議会による応急危険度判定ビデオの視聴(約27分)
(参考:日本建築防災協会の コチラ のページにて同様の動画が見れます)

今村 寛子

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