新着情報

建築士のBIM認識度調査結果

  • 2015.10.29
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本建築士会連合会の会誌「建築士」10月号のレポートで建築士のBIM認識度調査結果分析が記載されていました。
簡単にまとめてみました。

アンケート実施概要
アンケート名         建築士会のBIMアンケート
実施期間              平成26年8月19日~9月17日
質問数                  17

アンケートの回答結果から分かった事
● 回答者の70%はBIMを認識している
● しかしBIMの導入者はわずか9%
しかも未導入者への検討状況は「検討していない」が51%と「メリットがわからない」が19%。
70%は消極的である。
● 導入しない理由は下記の回答があげられた
・BIMがわからない、業務での有益性の判断ができない
・費用
・現況での問題ない
(これは恐らく取引先からのBIM導入の要請がほとんどないからだと思われる)
・ソフトが使いこなせるか不安 等々
● BIM導入者で「有効」と感じたのは74%、「特に有効活用していない」は14%、「その他」は12%。
● 有効活用方法としては下記の回答があげられた
・営業ツール
・シミュレーション
・施工段階で効果がある
・設計業務での大幅な業務改善
● BIMは将来主流システムになると「思う」と回答したのは30%、「思わない」は7%、「わからない」は63%
● BIMが普及するために必要な事柄で下記の回答があげられた
・ソフトの低価格化
・CADとの連携性の向上
・業界の普及度合い
・操作性の向上 等々

回答結果を見る限りではBIMの普及に向けてまだ課題はありそうです。
有効に活用されている方たちは営業ツール・シミュレーションと意匠設計に近い活用方法をされており、構造設計分野の活用はまだまだです。
しかし徐々にBIMソフトも新機能や構造計算ソフトとの連携等で構造設計者も活用しやすくなってきています。

菊川 由香

関連記事